本日は、Jリーグ中断中のレポートです。
報道の通り、Jリーグはリーグ開幕戦とルヴァン カップを1ゲームずつ終えました。
そのタイミングで新型コロナウィルス拡散防止の影響により、主催全公式戦を延期する決定を発表しました。
予定通りに行けば4月から再開ということになりますが、まだ状況は不透明なままです。
24日夜に発表された政府見解を受け、翌25日の朝9時半にJリーグ役員会を緊急招集。
その場で村井満チェアマンが26日のルヴァンカップ杯7ゲームの延期を決断。
午後の理事会で、3月15日までに予定されていた全公式戦の中止と延期を全会一致で決めました。
震災、自然災害以外でのゲーム中止、延期は初となりました。
プロ野球が12球団を東京に招集して実務者会議で対応を協議しますと発表。
それに対して56クラブあるJリーグは、クラウドビデオ会議サービスZoomにより5分で会議を始めることができる。
危機対応能力の違いがでたように思います。
結果、Jリーグのこの決断以降、イベントの自粛が追従される結果となりました。
村井チェアマン、一度会ったことがありますが、残念ながらレッズサポーター。
ただ、確かなことは彼がチェアマンになってからのリーダーシップは素晴らしい。
DAZN(ダ・ゾーン)グループとの大型契約を締結することで10年間で約2100億円の放映権料を獲得。
明治安田生命というタイトルスポンサーも引っ張ってきました。
Jリーグの経営課題を克服し、昨シーズンはJ1の平均入場者数が2万人を突破しました。
一方で組織のあり方を根本から見直し、サッカー関係者だけでなく、外部から優秀な人材を多数登用しました。
そうすることにより、Jリーグのガバナンスを国際水準にまで高めることにも尽力しています。
彼は先頭に立って中断に至った経緯をメディアを通じて、サポーターやスポンサーにきっちりと説明しています。
この辺りも意思決定のプロセスがしっかりと見えている印象です。
厳しい情勢のなかでもJリーグの対応は非常に好感が持てます。
なお、無観客ゲームの可能性も検討しなければいけない時期にきているようにも思います。
しかし、一方でそれは各クラブが大きな経済的ダメージを受けることになる。
なので、村井チェアマンも無観客ゲームは最終手段と言い続けているのでしょう。
やはり、出来る限り避けたいところではないでしょうか。
今般の未曾有の危機に対しても、われわれは余計な心配をせずに見守ることができています。
感染拡大の終息は見通しが立たず、それゆえスポーツを楽しめる週末がいつ再開されるのか?
誰にもわからない状況が続いています。
そうしたなかで救いなのが、村井チェアマンを頂点とするJリーグという組織が、とても頼もしく感じられること。
今後もさまざまな場面で、難しい判断を迫られることもあるでしょう。
それでも私はJリーグが、よりベストな舵切りをするものと期待しています。
村井チェアマンの英断が一歩先を行っていたということ、そして日程的に難しくなることを考慮しても「 延期 」を決断しました。
そのことは、Jリーグファンは誇るべきことなのかもしれません。
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