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スタッフブログ

2020.05.02

 日本建築学会賞

本日は、我らがガンバ大阪のホーム、パナソニックスタジアム吹田のレポートです。
日本建築学会は、先月、2020年の日本建築学会賞各賞を発表しました。
結果、作品部門にパナソニックスタジアム吹田が見事に選ばれました。

 

日本建築学会賞とは日本建築学会が主催する国内で最も権威のある建築の賞です。
論文、作品、技術、業績の4部門があるそうで、そのひとつ作品部門で選出されました。
選出理由として、コンパクト化による劇場効果や臨場感などが評価されたようです。
「 最高の観戦環境は、サッカーを愛する人びとの心を掴んだ 」
とありました。

 

私もここに写っていますが、微力ながら一人のガンバサポーターとして新スタジアムの建設に関わっています。
もともとガンバのJリーグ開幕からのホームは、万博記念競技場でした。
ただ、万博記念競技場は、Jリーグクラブライセンス制度のスタジアム基準を満たさず、老朽化も進んでいました。

 

一番ガンバサポーターが悔しかったのは、2008年のスルガ銀行チャンピオンシップのゲーム。
万博記念競技場がFIFA国際サッカー連盟の国際規格を満たさないことから開催できませんでした。
この時、日本サッカー協会が隣に協力を要請し、長居スタジアムで開催しました。
この屈辱もあり、自前のサッカー専用スタジアムの建設に着手したともいえます。

 

この時に素晴らしかったのは、地域行政に頼る形ではなくガンバが主導でスタジアム建設を進めたこと。

 

これまで、日本では税金を多額に出動させ、スポーツをする視点で造られてきたのが当たり前でした。
クラブ単体や自治体単位で考えるのではなく、幾多のステークホルダーが相互作用し、連動して運営していかなければいけません。
なぜなら、赤字だらけのスタジアムになってしまいます。
それでは結果的に造らなければよかったという結論になります。

 

だが、このスタジアムは違います。
あらゆる知恵を出し、費用対効果を考えて、地域全体でスタジアムを造る。
そして、マネジメントを考え運用していく新しい形を示しました。

 

例えばデザインひとつをとっても、我々サポーターの意見を取り入れてくれています。
クラブとしては稼ぎ頭となるVIPルームを2階に設けていますが、ホームゴール裏にはありません。
ガンバサポータースタンドである「 ノースフェイス 」は、下層フロアと上層フロアが途切れることのないように設計されています。
ゴール裏は北の壁となって、相手チームに「 圧 」をかけるため、日本では初めてヨーロッパのスタジアム同様のデザインとなっています。
ベンチがスタンドの一部に組み込まれているのも特徴で、観客の視界を遮らないよう工夫されています。

 

アクセスが悪いとJリーグのスタジアムの中でも評価が分かれるパナソニックスタジアム吹田。
ただ、徒歩15分はサポーターにとって大切な時間。
行きはスタメンを予想しながら、帰りは歓喜に酔いしれながら歩く。
アクセスが良すぎるのも味も素っ気もありません。

 

パナソニックスタジアム吹田は建物としても素晴らしいけれども、やっぱり満員のサポーターが入るとより素晴らしさが増します。
なので、早くサッカーができる日常が待ち遠しいです。
あらためて、「 たった140億円 」でこの素晴らしいスタジアムを実現したガンバと建設に携わった方々に敬意を表したい。
そしてガンバサポーターでよかったと誇りに思う。

We are with you
どこまでも青と黒
GAMBA OSAKA!

 


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