本日行われたJリーグ第5節、大分トリニータ戦の現地観戦レポートです。
ガンバ大阪は再開初戦がリモートマッチ(無観客ゲーム)での大阪ダービーでした。
なので、今節、このゲームがホームスタジアムに観客を迎えた初めてのゲームとなります。
今日の相手、トリニータを指揮するのは、ガンバのコーチ出身である知将・片さん(片野坂知宏)。
ツネ(宮本恒靖)との頭脳戦といったところでしょうか。
有観客のゲームといっても、コロナウィルス感染拡大の脅威は過ぎ去っていません。
Jリーグも警戒を強めています。
その結果、スタジアムに入るのは最大でも5000人。
検温はもちろん、会場内ではマスクを着用することが求めらています。
サーモグラフィーによる検温ゲート。
体温37.5度以上の人は強制的に入場できないようになっています。
あわてて走ってきたり、ゲーム前だからと興奮していると入れない可能性も・・。
いつもは行列が絶えないたこ焼き『 くくる 』。
今日は閉まっていました。
ちなみにJリーグでは、プロ野球でOKなアルコール類の販売も持ち込みも禁止されています。
シートはすべて、ローピング作業が施されていました。
雨の中、アカデミースタッフや広報らクラブ職員総出で約4万席のうち、35,000席を座れないようにロープで固定。
そういった裏方さんの尽力で、各座席の間隔を空けて「 密 」にならないように細心の注意が払われていました。
今日はここから。
シートは年間パスがすべて払い戻しとなったため、全席指定で毎ゲーム、バラバラのシートに。
ノースフェイスもスカスカ。
チャントはもちろん、大声を出しての応援は禁止されています。
プレーヤーがピッチに入ってきました。
やはりテレビで観るのとは違います。
あらためてこのような状況下に置かれ、世界中をパンデミックの渦に巻き込んだ元凶は誰でしょうか?
故意にしろ、悪意にしろ、誰なんだという怒りがこみ上げてきます。
とりあえず、限定的ではありますが、ガンバのある週末が戻ってきました。
先日、リモートマッチでJ1リーグ最多出場記録を更新したヤット(遠藤保仁)。
今日もリザーブです。
開幕戦の横浜Fマリノス戦に続き、前節の清水エスパルス戦でも4バックシステムを採用したツネ。
つなぐ相手に4バックシステムを採用する傾向があります。
また、勝っているときにスタメンをいじるリスクからも、今節も4バックシステムとなるのでしょうか。
しかし、メンバー発表ではエスパルス戦から秋(倉田秋)を小野裕二に代えただけであとは同じスタメン。
前節の4-4-2システムから、相手の3バックシステムにプレッシャーをかけられる3トップを採用。
それにともない、中盤はヤジシン(矢島慎也)をアンカーを置いた逆三角形にしてきました。
結果は2-1で逆転勝利。
今日のハイプレスは素晴らしい圧力でした。
前半は相手のセントラルMFにほとんどボールを付けさせませんでした。
誘導しながら窮屈なウイングバックにボールが渡ったところを狙ってカウンターの策が有効でした。
全体的には1失点したものの、悪くないゲームプランでした。
懸念材料としては、瑠(髙尾瑠)の裏を再三突かれ、そのスペースのカバーに苦労していた康介(小野瀬康介)が負傷。
再開後、フル出場してきたので大事に至らなければいいですが。
今のシステムではウイングバックの運動量はハンパなく、一番体力を消耗します。
ましてやこれからは暑さと過密日程で、一層消耗が激しくなります。
右の康介だけでなく、左のハル(藤春廣輝)も昨年負傷しているだけにコンディションは心配です。
リザーブが湧矢(福田湧矢)だけでは今後乗り切れるのか心配です。
今日のゲームはとても不思議な感覚でした。
ヒガシ(東口順昭)の指示する声、ボールを蹴る音、レガースとレガースが当たるガチャっとした音。
いつものチャントがないので聞こえる音。
しかしながら、ガンバサポーター独特の「 あー 」じゃなく「 ウーッ 」という声。
ヤットの呼びかけも功を奏して定着してきました。
今シーズンのJリーグは一喜一憂している暇はありません。
すぐ水曜日にゲームがありますので、プレーヤーの疲労回復具合が心配なところです。
We are with you
どこまでも青と黒
GAMBA OSAKA!
明治安田生命J1リーグ第5節 | ||
ガンバ大阪 0-0 湘南ベルマーレ |
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得点 / | 33分 | 渡大生 |
37分 | 宇佐美貴史(P) | |
48分 | アデミウソン | |
主審 / | 村上伸次 | |
会場 / | パナソニックスタジアム吹田(吹田市) | |
観衆 / | 4,395人(上限5,000人以下制限) | |
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