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スタッフブログ

2021.01.23

 延時の冬休み2021

こんにちは!延時です。
年末年始、冬休みをいただきましたが、今年は帰省もできない状況でした。
ただ、我が愛するガンバ大阪が、天皇杯のファイナルに勝ち進みましたので、元日は東京へ遠征してきました。

 

どちらかというと飛行機派の私です。
しかし、カップ戦は延長戦やPK戦など終了時刻が読めませんので、新幹線利用が基本です。
基本的なJリーグサポーターのマナーがあります。
相手チームのスタジアムへ行く場合、ユニフォームなどのグッズはスタジアムに到着してから身に着けます。
ただ、元日のこの日だけは、地元から身に着けてスタジアムへ行くことができます。
何といわれようが、ガンバはファイナリストなので。

 

午前9時台発ののぞみ。
ご覧のように貸し切り状態でした。
何か指定席をわざわざ取らなくて、自由席でもよかったような・・・。

 

途中、滋賀県米原あたりでしょうか。
雪の影響で速度を落としての運行。
このエリアはいつも降雪で遅延の影響になる区間。
ただ、JR東海はこの冬、200m区間に、新型ノズル「 エゼクタノズル・スプリンクラー 」を国内初導入したそうです。
途中ビックリするくらい窓に水がかかりました。
その効果もあり、ほぼ定刻で進みました。

 

天気は日本晴れ。
実は、12月23日に日本政府ならびに東京都から大規模イベント人数制限の方針が示されました。
東京都の感染者が、日に日に増加傾向にありました。
なので、当初、遠征をどうするのか熟慮しました。
結果、日帰りで、かつ感染対策を徹底することで参戦することにしました。

 

ちょうど正午頃、最寄り駅に到着。
JFA日本サッカー協会は12月26日から予定していた決勝チケット一般販売を取りやめていました。
なので、チケットを買うことができなかったチケット難民が千駄ヶ谷駅の前にも多くいました。

 

国立競技場に到着。
新しくなってからは、もちろん初めてです。
フォトジェニックになっているサインの前で。
東京オリンピックのために莫大な資金で建設されたスタジアムがどのようなものなのでしょうか。
一周ぐるっと回って見学することにしました。

 

ちょうど北サイドスタンドのエントランスとなる千駄ヶ谷門。
建設の経緯として有名な話としては、女性デザイナーのザハ・ハディッド氏のデザインがNGとなったこと。
それにより、日本人デザイナーの隈研吾氏のデザインに代わり、日本産の木材を利用を基本に設計されたものであるということ。
『 杜のスタジアム 』がコンセプトらしいですが、近くで見ると簀子か安物のウッドデッキのようで・・・。

 

バックスタンド側に回ってきました。
エントランスは青山門。
旧国立競技場のメインスタンド上部にあった大きなモザイク壁画「 栄光 」といわれたギリシャの女神像がここに移設されてました。
ちなみにこの女神の名前はニケ、そうNIKEのブランド名の語源ともなった人です。
旧国立競技場が建てられた東京オリンピックの開催は1964年。
NIKEの設立が同じく1964年なので、当時は履いている選手はいなかったでしょうね。
今年、東京オリンピックを開催することができたら多くのNIKEで記録が出ることでしょう。

 

こちらも同じく旧国立競技場にあった「 勝利 」の壁画。
ちなみに野見宿禰像というらしい。

 

南サイドサイドスタンドのエントランス、外苑門。
ちょうどガンバのサポータースタンドはこちらから入ります。
しかし、「 Aoyama 」が「 G 」で、「 Gaien 」が「 E 」、「 Sendagaya 」が「 A 」とか。
外国人にはわかりにくいゲートの並び。

 

スタジアムに入ります。
何でしょうか、ホームであるパナソニックスタジアム吹田に入ったときの臨場感は全くありません。
あとアウェイのカシマサッカースタジアム、豊田スタジアム、埼玉スタジアム2002など。
やはり陸上競技場だからなのでしょうか。
後で気付きましたが、スタンドの配色が臨場感を削ぐ理由でした。
木漏れ日をイメージした5色の「 アースカラー 」をモザイク状に配置。
とのことですが、やはりスタンドの配色は最低でもブロック毎に色を統一しないと選手のモチベーションが高まらないと思います。

 

最上階3階席からピッチを眺めてみます。
1階席はともかく、2階席、3階席の眺望は、旧国立競技場の上階スタンドより格段に良いです。
視角は急で、ピッチをのぞき込むように俯瞰する形になるので、ピッチは自ずと近くに感じらました。
ちなみにシート数は、68,000席。

 

屋根は鉄骨と木材のハイブリッド構造で、全周にわたって屋根をスタンド背面で支える片持ち梁を採用。
なので、スタンドから視界を遮る柱が一切ありません。
スタンドの断面はほぼ全てが同じ断面となっており、同じ部材を多用することでコスト縮減につなげているそうです。

 

スタジアムには風を通す隙間が各所に設けられています。
実際、風はそこを抜け、スタジアム内に入り込んでくる設計になっているようです。
ただ、その隙間は通気の役割を担っているに過ぎず、夏は涼しいのかもしれませんが、冬は寒い。
また、トイレの幅とスタンドへ行く通路の幅が同じくらいだったのが面白かったです。

 

また、陸上競技場に多いマラソンゲート。
国立競技場は、ちょうど南側サイドスタンドにあります。
しかもサッカー開催時におけるゴール裏のど真ん中にあるため、1階席が左右にほぼ分断されてしまいます。
これは、応援の一体感を欠くのであり得ない構造です。

 

コスト優先、オリンピック競技優先なのは理解できますが、サッカーファンから見るととても残念なスタジアムになってます。
旧国立競技場は、サッカー文化も根付く前、当時は6万人収容の大箱もなかったので、臨場感にかけるとまでは感じませんでした。
現在は、先に挙げた4つのスタジアムをはじめ、世界基準のサッカースタジアムが日本各地に建設予定です。
上空から見た外観も、どこか旧共産主事国にあるデザイン性に欠けた特色のないものになっています。
これでは、Jリーグのクラブがホームスタジアムにしたくない理由は察します。
東京オリンピックが終わった後、本当にどうするのでしょうか。
今から心配です。

 

天皇杯決勝、結果は1月1日の記事をご覧ください。

川崎フロンターレ戦(天皇杯ファイナル)
https://www.gf-house.jp/column/23877p/

 

セレモニー終了後、足早に東京駅へ。

 

帰りの新幹線も繰り上げて、18時発で東京を後にしました。
滞在時間6時間。
その間、持参した飲み物以外は口にせず、トイレも使わず・・・。

 

帰りは、新横浜駅でしうまい弁当を買って食べました。

 

本来なら、車内で食べるとしうまいの臭いが充満するので、遠慮するところです。
ただ、帰りもご覧の通り1両貸し切り状態でした。

 

新型コロナ感染者の数は急増。
天皇杯決勝の前日である大晦日には過去最多の1,337人を記録していました。
医療体制がひっ迫する中で、のんびりサッカー観戦している場合ではなかったのかもしれません。
しかし、実際に現地観戦をしてよかったとは思いました。
もちろん私は、日帰りはリスクが少ない、日帰り旅行をやりましょうと言いたいわけではありません。
ただ、健康維持やストレス解消のためにできることをするというのは決して悪いことではないと思います。
感染拡大の終わりが見えないなかではありますが、一人ひとりが適切な行動をとることが何よりも重要ではないでしょうか。
私の冬休みはこんな感じでした。
あらためて、今年も宜しくお願いします。

 


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