こんにちは!建築設計室の山田です。
いよいよ4月になりました。
新型コロナウィルスの拡大感染を受けて、家で過ごす時間が増えました。
そんなステイホームを素敵に過ごす、私のおすすめドラマ1本。
私は、ドラマ『 今際の国のアリス 』をご紹介します。
『 週間少年サンデー 』で連載されていた麻生羽呂による漫画『 今際の国のアリス 』を実写化したドラマ。
突如人々が消えてしまった東京23区を舞台に、謎の「 げぇむ 」に参加させられてしまう者たちの姿が描かれています。
2020年12月より、Netflix(ネットフリックス)にて全世界190ヶ国に同時独占配信されている日本発の作品です。
ドラマの主人公は山﨑賢人演じるアリス(有栖良平)。
彼が、親友の森永悠希演じるチョータ(勢川張太)と町田啓太演じるカルベ(苅部大吉)とともに渋谷に繰り出すと、いつの間にか街が無人と化してしまう。
ある雑居ビルに入ったことで強制的に謎のげぇむに参加させられてしまうが、命からがら脱出に成功。
この世界で生き残るためには、様々なげぇむをクリアし、「 ビザ 」を取得するしか方法はないというルールがドラマの始まりです。
ゲームプレイヤー以外は無人の都内が舞台になっています。
その中でも、序盤の完全無人な渋谷のスクランブル交差点の風景が圧巻です。
どうやって再現したのだろうと思いましたが、ロケ地に一から、交差点のセットを造り上げたそうです。
流石は、ネットフリックス !お金のかけ方が違います。
映像で観ると全くセットには見えません。
テレビで放送されている日本の他のドラマ作品とは、比べ物にならないほどの完成度を有していました。
セット+CGにより、渋谷の空気感が作れているのは正直凄いなと思いながら観ていました。
超人的運動能力を持ちクライマーであるウサギ(宇佐木柚葉)は、漫画では女子校生の設定でした。
初めは、冷たく一人で戦っていましたが、アリスと出会ったことで次第に友情や愛情を築いていくというキャラクター。
その過去に深い傷を持つ女性ウサギを演じるのは、土屋太鳳。
どうも漫画のイメージと、NHKの朝の連続ドラマのヒロインであった彼女のイメージが結びつきませんでした。
ただ、運動神経が良い女優さんのようで、タンクトップ姿での軽やかなクライミングをたびたび披露していました。
持ち前の身体能力を活かした「 動 」の芝居と、負の感情をにじませる「 静 」の芝居で、ドラマに彩りを添えています。
一番良かったのは、村上虹郎演じるチシヤ(苣屋駿太郎)。
村上虹郎の演技はほとんど知りませんでしたが、本当に良かったです。
チシヤってある意味、実写化にあたって一番難しいキャラクターだったと思います。
芝居がかった振る舞いをするので、それが画だとフィクションとしてうまく中和されます。
ただ、実写版となると、ただ安っぽいだけの浮いた感じになってしまいがちです。
しかし、村上虹郎のチシヤはほぼパーフェクト。
あの人を食った感じや、好奇心と虚無感の併存、事態をひっかし回す首謀者でありながら、何もかもにどこか他人事な感じ。
とても、完成度は高かったです。
アリスを始め、ウサギ、カルベ、チョータ、チシヤ、ボーシヤなどなど・・・。
登場人物はみんな個性があって魅力的。
原作にも忠実に再現されていて、十人十色で観ていて飽きません。
アクションに関しては、リアリティより派手さを追求していているようです。
血しぶきが綺麗に飛んで、色も真っ赤だったりしますが、映像美と言うか、スタイリッシュで見応えがあります。
殴られたり、撃たれたりするときの音もリアルです。
げぇむや今際の国全体像の謎、それぞれ人物の過去が明かされる過程も、サスペンス演出がうまく、ハッとさせられます。
監督を務めるのは、『 キングダム 』、『 いぬやしき 』などを手掛けてきた佐藤信介。
ドラマ版はかなり原作に忠実だったんじゃないかなと思います。
原作へのリスペクトもあって、クオリティも高い素晴らしいデスゲーム作品に仕上がっています。
ただ、デスゲームなので、グロい描写が苦手な人は、視聴しない方が良いかもしれません。
シーズン2も制作されることも発表されています。
日本のネットフリックス・オリジナルの中でもかなり注目されている作品なのは間違いなしです。
気になる方は是非、ご覧ください。
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