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2021.02.13

 造成工事(宝塚市寿楽荘)

こんにちは!
水曜日、いよいよ着工した現場、宝塚市寿楽荘の現場確認に行ってきました。

 

現場は『 グロースファミリーハウス宝塚寿楽荘 』。
今回の計画地は隣地との高低差があるため、土留めとなる工作物である擁壁が必要。
建物本体工事に先駆けて、まずは敷地周囲の擁壁の造成工事からとりかかっています。

 

今回の擁壁は、「 L型擁壁 」です。
擁壁には他にも「 重力式擁壁 」や「 石(間知石ブロック)積み擁壁 」など・・・。
さまざまな種類がありますが、肝心なのは安全であること。

 

どの擁壁にしても管轄の行政庁が示している構造基準を守る必要があります。
L型擁壁の場合、高さによっては、構造計算を行って安全性を確認しなければなりません。
今回の現場は、底版からの高さが2.7mあります。

 

L型擁壁は、わかりにくいですが、土圧に対して土の重量が「 重し 」になって底盤に作用します。
ようは、土の重量が重しになって土圧に抵抗するため、擁壁の断面は薄く抑えることが可能となります。
底版とは、荷重を受ける基礎部材で、鉄筋コンクリート版の総称。
「 版 」は、厚みに対して長さや幅が大きな部材です。
ちなみに土で埋まってしまい見ることができませんが、底版の長さは1.8mあります。

 

今回は、「 プレキャストコンクリート工法 」を採用。
プレキャストコンクリートは「 成形済みのコンクリート 」という意味。
コンクリートは時間が経過し硬化するまでは粘性のある液状です。
一般的に現場で型枠にコンクリートを流し込み、硬化するのを待ちます。
一方、プレキャストコンクリートは、工場で成形済みのコンクリート板を運んで組み立てます。
現場工法に比べて、硬化の待ち時間が無いので、施工期間を短くすることが可能です。
高速道路や、パナソニックスタジアム吹田の施工で採用されている工法です。

 

住まいの工事は、見える部分ではなく、隠れた部分も確認が大事です。
いくら建物が堅牢であっても、土地の安全性が確保されていなければ「 砂上の楼閣 」になってしまいます。
なので、災害にも強くするためにきっちりと造成工事を進めていきます。
『 グロースファミリーハウス宝塚寿楽荘 』は、3月に造成工事完了予定です。
今後もグロースファミリーハウスにご期待ください。

 


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