こんにちは！
何度か、記事でも取り上げています木材の重要な問題。
「 ウッドショック 」と呼ばれて全国的に広がっています。
特に欧米での住宅ローンの低金利化、コロナ禍における在宅リモートワークの増加が理由とされています。
郊外を中心に新築住宅の需要が一気に高まったことによります。
元々、日本国内で流通している住宅用木材の６割が輸入材に頼られています。
当然、それにより、国産木材も影響を受け、価格が３、４割ほど高騰しています。
そのため、分譲住宅ビルダーは、販売価格の値上げをせざるを得ない状況となっています。
このことにより、建築確認申請の手続き等、いわゆる建築検査機関も大混雑してきました。
多くの分譲住宅ビルダーが、少しでも早く建築確認済証の認可を得て、木材料の確保を完了させたいからです。
認可の遅れは、今まで以上に順番が後になります。
なので、建築確認済証の認可だけでも早く完了させておこうと考えるため、一斉に混み合う原因になっています。
建築確認の申請を行ってから確認済証の認可迄の期間も、かなり長くなっています。
記事にしておいて無責任なことをいうなとお叱りを受けそうですが・・・。
ウッドショックについては今のところ情報を集めながら静観するしかないのが実情です。
ハウスメーカーや不動産仲介業者の営業担当などは、
「 早く建てないと（遅れて希望の時期に）建てられなくなりますよ 」
という営業トークを利用しているところもすでに散見されます。
そのこと自体は、間違ってはいません。
しかし、現状を考えると全く建てられなくなるというほど悪い状況でもないです。
なので、焦りすぎても禁物ではないかと考えます。
今回のウッドショックに限らず、住まいを建てるタイミングは、
「 その人が必要になる然るべきタイミング 」
で決めるべきではないでしょうか。
ただ、そうは言っても、何とか早めに落ちついてほしいものです。
当社も地元密着の会社ならではのご提案などまだまだ対応出来ることがありますので、不安だと感じたら一度ご相談いただくことをお勧めします。
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