こんにちは!建築設計室の中嶋です。
先週の火曜日、スタッフ全員で大阪市住之江区にある『 LIXILショールーム南港 』の商品勉強会に行ってきました。
西日本最大級の『 LIXILショールーム南港 』。
2000坪の広さに、水まわりから、内装建材、玄関、サッシ、外壁まで約3000ものアイテムの商品を取り揃えています。
前回に比べるとだいぶ打合せしている施主やビルダーも多かったです。
まず、見学したのは美しいインテリア空間をつくる、リシェルSIの「 キッチンクローゼット 」。
基本的には、カップボードなのですが、よく使う物が楽に取り出せるアクセスウインドウを採用しているのが特徴。
大型扉の中段エリアに昇降式の「 窓 」が設けてあります。
扉全体を開け閉めしなくても、必要な物をサッと出し入れできます。
開ける時は扉が手前に浮いてスライド。閉じると扉面がフラットに揃ってすっきりとした表情に。
扉と扉の段差をなくした「 フラットスライドドア 」になっています。
こちらは、キッチンクローゼットの家電タワーユニット。
置き場所に困る家電製品を1カ所にまとめてしまうことができる、スタイリッシュな家電収納。
周囲の収納やインテリアとの調和に配慮したデザインになっています。
普段はスイング扉を閉めて家電類を隠すことができるので、すっきりとしたキッチンになります。
上段は大型のオーブンレンジが入るサイズを確保。
オーブンレンジを使用中に扉が閉まると電源が切れる安全スイッチを採用しています。
システムキッチンのバリエーションも豊富。
その豊富な種類と間口サイズのキャビネットをいろいろコーディネートすることができます。
暮らしのスタイルにフィットするオリジナルのカップボードやカウンターキャビネットを作ることができます。
ちなみにショールームでは、展示されているキッチンの大きさや奥行きが一目でわかるように目印が付いています。
続いては、システムバス。
床、カウンター、排水口など、掃除のストレスを軽くする、汚れにくい、洗いやすい工夫がいっぱいありました。
カラーも豊富。
重厚感ときらきらとしたつやのある上質な人造大理石など3素材13種類の浴槽カラー。
木目や天然石を再現した優雅な表情を持つ柄、織物などの風合いを感じさせる柄など・・・。
豊かな表情を持った壁パネルが数多く用意されていました。
キレイサーモフロアを実感できるコーナー。
寒い冬場でも、冷ヤッとしない。
ひんやりしない床にホッとする。
時間がたってもあたたかい湯にホッとする。
心と体がいつでもホッとする浴室空間です。
建具は、ラシッサシリーズを採用しています。
そのなかで、カフェスタイルをデザインコンセプトに、ナチュラルな雰囲気や、ラフでアンティークな雰囲気を表現した『 パレット 』。
個性的な色柄でドアを主役にした大人かわいい空間づくりが楽しめます。
もうひとつは、ヴィンテージな世界観にピッタリな荒々しい木目や濃いカラーリング、レトロな印象を揃えた『 ヴィンティア 』。
武骨で個性的なインダストリアルデザインの家具や小物と合わせて、愛着のわく空間に。
階段のコーディネート。
最近ではやはり、同色コーディネートは少ないです。
踏板のみアクセントにするコーディネートが主流です。
本物が持つ高級感、質感を追求した、幅広いバリエーションの玄関扉を用意しています。
室内への採光だけでなく、ガラスのさまざまな表情が、部屋の雰囲気をより印象深いものにします。
グロースファミリーハウスで採用しているサッシ、『 サーモスL 』。
ちなみにサーモスLはアルミと樹脂のハイブリット型です。
窓サッシは内側も外側も樹脂製のものが一番断熱性が高くなり、もちろんコストも高くなります。
樹脂のサッシと言っても素人にはイメージがあまりないと思います。
ただ、樹脂のサッシは結露もなく、外部が寒くてもガラス面は冷たくならないので、断熱性能が高くなります。
一般的な建売住宅は、コスト面からアルミサッシを採用しているケースが多く、冬は結露も出るし触るとヒヤッとします。
サーモスLは外側がアルミ、内側が樹脂になっていて機能とコストのバランスが抜群です。
コスト面でアルミのいいところ、機能性で樹脂のいいところを引き継いでいます。
設備や建具などどうしても目に付くところにコストをかけるため、サッシのような地味な設備にはコストを抑えがちになります。
ただ、住んでから気づくのでは遅すぎますので、良い商品はどんどん取り入れてもらえるように会社にお願いしていきます。
郵便・宅配ボックスも様々な形のものがありました。
これだけあると、選ぶのが楽しいですね。
グロースファミリーハウス標準仕様の確認とともに、最新の商品・仕様とを見比べることができました。
また実際に人気がある配色や設備などの情報を耳に入れることで、いろんな選択肢が増え、今後の住まいづくりに役立てていきます。
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