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スタッフブログ

2021.12.22

 LIXIL住まいStudio大阪

こんにちは!建築設計室の德川です。
先週の日曜日、『 グロースファミリーハウス箕面瀬川 Ⅱ 』のプランニング中の施主様とショールームへ行ってきました。
場所は、大阪市住之江区にある『 LIXIL住まいStudio大阪 』。

 

住まいStudio大阪は、「 昔の家 」と「 今の家 」、「 これからの家 」の断熱性能を体感できる「体感型ショールーム」。
完全予約制となっており、基本は施主様と一緒に体感できる仕組みになっています。

 

住宅の断熱性能の違いによる冬の室温温度の感じ方、夏の強烈な陽射しの対処方法など・・・。
一年を通して快適な暮らしを送るために必要なことを学ぶことができる体感型ショールームです。
施設内は0度、全部屋共通で20度にエアコンが設定されています。
断熱性能の異なる部屋を順番に巡り、足元の冷たさや肌寒さを体感、室温の違いを比較する内容。
この日は、担当アドバイザーのアテンドで実際に施主様に体感していただくため各ブースを巡りました。

 

最初は、「 昔の家 」から。
設定基準は昭和55年(1980年)。
ちょうど41年前を想定した家の作りを再現していて、当時の「 省エネルギー基準 」による住宅をを体感できます。
実際に今、日本の一戸建ての7割がこの基準で建った家だそうです。

 

それぞれの家に設置されているサーモグラフィの画像がこちら。
スタッフの上半身はオレンジや赤い色で暖かいことを表していますが、足下に注目すると温度が低いグリーンやブルーに変化しています。
エアコンをつけていても、足下まで暖房効果が循環しておらず冷えていることがこの画像からもわかります。
年間の暖房費をこの家の基準で計算すると28,000円になるそうです。

 

続いて「 今の家 」に来ました。
今の家の設定は平成28年(2016年)。
数年前の基準で建てられた家を再現しています。
昔の家の省エネルギー基準よりも、より断熱性能の向上が求められる造りとなっています。

 

先ほどの昔の家に比べると体感温度に明らかに違いがあります。
ただ、まだ室内は少しひんやりとしています。
部屋と廊下の温度差は8度なので、まだヒートショックの可能性があるといえるでしょうか。
また、天井にある換気口から外の空気が入ってしまい、天井の換気口部分は少しですが温度が下がってしまいます。

 

最後は「これからの家」です。HEAT20G2基準となっています。
HEAT20とは居住者の健康維持や快適性の向上を目的として民間団体・有識者で設立された委員会が定めた基準。
「 2020年を見据えた住宅の高断熱化 技術開発委員会 」という長い名前。
より断熱性の向上が施された住まいの基準のことといえます。

 

最後に3つの家のサーモグラフィ。
明らかに身体全体がオレンジ、赤で表示されており、寒さや冷たさを体感していないことがわかります。
同じ定点でのサーモグラフィで表示していますが、比較すると特に床の温度が違うことが一目瞭然です。
そして、年間の暖房費をこの基準で計算すると7,000円。
昔の家の4分の1まで低く抑えられています。

 

南側の日差しは上から射すので、生地が地面と平行になるオーニングや外部につけるブラインドで対策するのがベストだそうです。
西からの日差し、いわゆる西日は横から入るのでシャッターやシェードで対策をします。
傾きが調節できるブラインドは、日光の反射により室内に日差しを取り入れることができるようになっているそうです。

 

次は3つの家の断熱材と窓の比較断面。
断面で比較することによって、違いがはっきりとわかります。
特にわかりやすいのが断熱材。
昔の家は、壁の間に隙間がたくさん空いていますが、今の家はほぼ隙間なく断熱材が詰まっています。
また、窓ガラスは1枚から2枚のペアガラスへと進化して、サッシの内側は単純でシンプルなものから複雑なものになりました。
なので、室内の熱を逃がさないような造りになっています。

 

続いては窓の比較です。
サーモグラフィをみると、右のアルミ窓から樹脂窓になるにつれて、外の冷気をシャットアウトできていることがわかります。
ただ、デメリットとして窓枠が太いのでガラス面積が減り、見える外の景色も限られてしまう、ということがあげられます。

 

これからの家に太陽光発電をプラスすることにより、昔の家と比べると年間約100万円も光熱費が安くなるZEH住宅。
当社でも推進している、断熱、省エネだけでなくエネルギーを創りあげる「 創エネ 」の時代がもう来ています。
グロースファミリーハウスの家は、「 これからの家 」であり、モダンモデルからは、G2グレードの性能値であるUA値 0.46になります。

 

私たちも、施主様に「 断熱 」や「 気密 」という言葉を使って弊社の家づくりをご説明させていただいてます。
ただ、デザインが見えるわけでもない、中々イメージがしづらい部分です。
なので、実際にここの体感型ショールームにお越しいただきますと、細かい説明よりも非常にわかりやすいと評判です。
グロースファミリーハウス標準仕様の確認とともに、最新の商品・仕様とを見比べることができます。

 


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