本日行われたJリーグ第31節、柏レイソル戦の現地観戦レポートです。
ガンバ大阪は、前節、残留争いの大一番だったヴィッセル神戸との直接対決でした。
ゲームは、レアンドロ・ペレイラの得点で先制したものの、後半アディショナルタイムに勝ち越し点を許して、痛恨の逆転負け。
特に痛かったのは、ヴィッセルに勝点3を与えたことです。
ヴィッセルに敗れたことで、再び自動降格圏の17位に転落。
しかも、残りのゲーム数が、残留争いのライバルである京都サンガ、湘南ベルマーレ、ヴィッセルよりも1ゲーム少ないです。
そう考えると、文字どおり「 崖っぷち 」に立たされています。
なので、今日のゲーム、レイソル戦は勝ち点3だけが必要になる一戦。
今日のゲームは、貴史(宇佐美貴史)が復帰するのではと言われています。
貴史は、右アキレス腱断裂という大ケガから約7ヶ月ぶりに復帰となります。
ガンバサポーターのユニフォームを見ても「 39 」、「 33 」など貴史のものを着用されてる方が多かったです。
今日もココから。
今日も業務終了後、こちらへ直行。
キックオフ時刻が16時と仕事終わりのサポーターには厳しいタイムスケジュール。
なんとかウォーミングアップ前にシートに着くことができました。
もちろん、ウォーミングアップに間に合いたかったのは、貴史の姿を観るため。
彼がピッチを離れたのは第3節の川崎フロンターレ戦の57分。
2022年シーズンのガンバは、開幕戦の鹿島アントラーズ戦こそ負けたものの、第2節のアウェー浦和レッズ戦を勝利。
そして、なかなか勝てなったフロンターレ戦も57分までリードしていて今シーズンのガンバはここ数年の中で、
「 ひょっとすると? 」
と思わせてくれる出来でした。
彼の離脱後は、勝ち点を積み上げることができず、今に至っています。
前任の片さん(片野坂知宏)も彼を中心にチーム作りをしていたので、プランが狂い始めました。
今日のノースフェイス。
声出し応援適用ゲームとなった今日のゲーム。
やはり、サポーターが熱い声援を飛ばせるゲームとあって、ゲーム前のアップの段階からスタジアムには熱気が満ちていました。
特に、貴史のチャントが聞こえてきた時には、涙がでました。
こちらはアウェーシート。
順位にほぼ影響がないのであれば、勝たせてくれても良いのにな。
と思いながら。
松田浩監督が就任後、4バックシステムをベースに復調の兆しを見せているガンバ。
ただ課題は、シーズン中ずっと言われ続けているオフェンスとディフェンス両面での詰めの甘さ。
松田監督は、インターナショナルマッチウィークの2週間の中断期間で、両面の修正を図っているはずです。
中断期間開けのパフォーマンスが悪いガンバの悪い癖は、ここに来てないと考えたい。
松田監督はヴィッセル戦のスタメンからパト(パトリック)代えて、いきなり貴史を起用してきました。
もちろん、ウォーミングアップの時点では、すでにスタメンはわかっていました。
ケガ明けなので、ゲーム勘なども含め、「 何%の貴史 」のパフォーマンスなのか、少し心配しながら見守ります。
ただ、スタメンで起用ということは、やれるという判断を監督、スタッフを含め、本人が判断してのこと。
確かに彼の日焼けの具合を見ると、相当、努力してきたことが伺えます。
また、弦太(三浦弦太)が、キャプテンを譲りましたので、彼の右腕には赤い腕章が見えます。
貴史の相棒は、パトではなく、レアンドロ・ペレイラ。
片さんの時は、ゲーム中にいなくなってインスタをアップするなど完全にお荷物状態でした。
松田監督になって使われだすと彼の見えなった部分が見えてきました。
チームを鼓舞する姿、サポーターと一緒になって喜ぶ姿。
監督が代わればこれほどまでやる気を出すのかというくらい。
元々、熱いプレーヤーだったのでしょうね。
そう考えると松田監督に比べて、片さんが彼を使えなかったと言えます。
シーズン通してパフォーマンスを上げてもらえれば、ガンバの今の順位もなっかったことでしょう。
今日も彼のゴールに期待です。
貴史はさすがでした。
彼のところで、簡単にボールを奪われないので、ボール保持はできました。
ただ、周りのプレーヤーとの連携がイマイチで、ゴールへ向かうことが少なかった。
貴史も中盤まで下りて受けたがるので、やはりFWでなく、インサイドハーフくらいで使った方が良かったと思う。
なので、彼の周りに、パトと康介(小野瀬康介)を置いておくのがベストでなったか。
パトを皮切りにガンバデビューとなった理仁(山本理仁)ら交代枠5人をすべてオフェンシブなカードで切りましたが、オフェンスは停滞。
投入したプレーヤーのモチベーションの低さなのか、まったく有効ではなかった。
理仁は、東京ヴェルディから今夏、移籍してきましたが、ヴェルディの時から注目していました。
個人的には、ボールの持ち方や捌き方が好きなプレーヤー。
名前に「 仁 」が入っているのもあの人の影を感じるではないですか。
チーム状況が悪いだけに、難しいところではありますが、来シーズン以降、一番期待しています。
エース、貴史の復帰戦を勝利で祝えませんでした。
痛恨のドローに終わったガンバは、17位のまま残り3ゲームを迎えることになります。
ガンバサポーターの星勘定では、ジュビロ磐田には勝てて当然という意見をよく見ます。
ただ、アウェーはやっとこさのドロー。
そして、ジュビロには、ガンバをよく知っている50番がいます。
彼の性格から、感傷に浸ることもなく、飄々とガンバの弱点を突いてくることでしょう。
そう考えると、ジュビロも与しやすい相手ではありません。
次節は、優勝を懸けて挑んでくる横浜Fマリノスです。
We are with you
どこまでも青と黒
GAMBA OSAKA!
明治安田生命J1リーグ第31節 | ||
ガンバ大阪 0-0 柏レイソル |
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主審 / | 山本雄大 | |
会場 / | パナソニックスタジアム吹田(吹田市) | |
観衆 / | 17,689人 | |
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