こんにちは！建築設計室の徳川です。
ただ今、『 グロースファミリーハウス川西清和台東 』の各号邸の内装のコーディネート作業中です。
内装とは、壁紙クロス、ロールスクリーンやクッションフロアなど、サンプルを参考にしながら選んでいきます。
部屋は広くしたいですが、限界があります。
ですが目の錯覚を利用して広く見えるよう、工夫することはできます。
当たり前ですが、壁の色ももちろん、白が広く見えます。
ただ最近では、くすみカラーのクロスが流行っています。
例えば、リビングの一番奥をくすみカラーのクロスで少し暗くすると、部屋の奥行きが長く、全体的に広く見えます。
奥だけ暗いと遠く見えるからです。
なのでアクセントクロスを採用する場合は、リビングの一番奥に使うと効果的です。
ただ、ひと口にクロスを選ぶといっても種類が豊富で大変です。
最近では、オプションにはなりますが、キャラクター柄のクロスも人気があります。
『 すみっコぐらし 』のほか、『 リラックマ 』や『 ウォーリーを探せ 』など、お子様の部屋にぴったりです。
キャラクターでなくても、花柄や凹凸のあるクロスはパントリーやニッチなど奥まったところにポイントで採用したりします。
こちらもオプションにはなりますが、暗くなると柄が光る蓄光壁紙なども選ぶことができます。
蓄光壁紙はＬＥＤ対応で、主に子供部屋などで採用される施主様が多いです。
もちろん、明るい昼間でも可愛い柄となっています。
選ぶ際には、クロスの柄についてどうしても目が行きますが、柄や色だけを見て採用するではありません。
クロスのサンプルの裏側には、どのような性能なのかという表示があります。
例えば、玄関や廊下、階段などはひび割れに強い「 耐クラック 」仕様。
洗面脱衣室やトイレなどは水汚れに強い「 撥水 」仕様など、性能を重視しながら採用します。
グロースファミリーハウスでは、玄関から、ホール、廊下、階段、収納に至る箇所は、特に性能を重視しています。
「 標準クロスはシンプルなものしかないの？ 」
とよく施主様からお声をいただくのですが、全くそんなことはありません。
サンプル画像では分かりにくいですが、ラメが入っている繊細なデザインのクロスをはじめ・・・。
清潔感のあるグリーン系の葉模様や可愛い花柄のデザイン、和室や寝室にぴったりの木目調のデザインなど。
かなり種類が豊富なため、標準採用のクロスだけでも様々なパターンに合わせた雰囲気にすることが可能です。
なかでも木目のクロスは色、柄、質感によってかなり印象が変わります。
グロースファミリーハウスでは、吹抜部分の火打梁や化粧柱などに濃いめの木目調のクロスを採用しています。
そうすることで、より重厚感のある雰囲気にコーディネートさせていただいております。
こちらのクロスは落ち着いた色味でどんなインテリアにも合い、木目もリアルなため人気のクロスです。
ただ、クロスは、仕様打合せのなかでも最後に決めていく打合せ。
なので、キッチンなどの設備との雰囲気も合わせながらと難しいです。
クロスを決めていく時に一緒に選ぶのが、トイレと洗面化粧室の床に採用する「 クッションフロア 」。
耐水性に優れ、汚れに強くお手入れが簡単なのが特徴です。
例えば、大きな柄が入っていないものはどんなクロスにも合わせやすいのでシンプルな空間にしたい施主様には、オススメです。
ただ、最近人気のあるのは、大理石調のクッションフロア。
機能性に優れているうえ、高級感のある空間に仕上げることができます。
また、ホワイトがベースなので明るく清潔感のある空間になることが人気のの理由のようです。
クロス選びが難しい場合は、専門家に選んで貰うのも一つの方法です。
一般の人には難しいと思えることでも、コーディネーターは、専門家です。
ご希望のイメージをお伝えしていただければ、「 全体の統一感 」を見ながら希望にあうクロスをご提案させていただきます。
楽しく一生もののマイホームをコーディネートしていきましょう！
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