こんにちは!建築設計室の中嶋です。
先週の土曜日、『 グロースファミリーハウス川西清和台東 』の現場案内でした。
現場案内の後、少し時間が空いたので前々から気になっていた桜の名所に行ってみることに。
ちょうど業者訪問に行く延時部長に多田グリーンハイツの西友の前まで乗せてきてもらいました。
延時部長は桜が好きではないそうで、
「 勝手に行ってきて! 」
と、不動産業者のところに行ってしまったので、営業開発課の徳川さんと一緒に。
西友の前の交差点から案内矢印が出ていましたので、その通りに行けばすぐに着きます。
川西市屈指の桜の名所、『 水明台エドヒガンの森 』。
清和台の川向かい、川西市水明台一丁目の住宅街と猪名川との間の丘陵地にあります。
川西市の所有地のため通常時は入ることができません。
ただ、毎年桜の見ごろに合わせて一般公開されています。
今年は、3月22日から4月5日まで、市民に美しく咲き誇った花々がお披露目されることとなりました。
入口で、ボランティアの方からパンフレットを受け取り、群生地の説明を受けます。
思っていたよりも広いので、ビックリしました。
猪名川を見下ろす斜面に群生するエドヒガンは、多くの川西市民に知られていたものの、照葉樹やツルに被われ悲鳴を上げていました。
エドヒガンは、県のレッドデータブックで存続基盤が脆弱とされているBランクに指定されていて、群生は珍しいそうです。
当初は、約50本が確認されたそうです。
そんなエドヒガンの保護行うため、2008年に『 渓のサクラを守る会 』を発足。
市民皆さんが集い、川西市の助成を受けながら、素晴らしい渓の景観を夢見ながら明るく楽しく活動を続けておられます。
北摂里山博物館、17番エドヒガンの森。
看板がありました。
入口でいただいたマップを見ながら進みます。
とりあえずはあずまやへ向かいます。
しかし、入口で説明は受けたものの、迷ってしまいました。
また、今年は時期が早いのか、全く、それらしき桜が見えません。
そしてそして、私は花粉症。
とても辛くなりマップを見ることもできません。
なんとか人の声のする方へ向かうと無事にあずまやに到着。
こちらにはボランティアの方々が待機されており、いろいろ説明を受けることができます。
そんなボランティアの皆さんのたゆまない努力によって、保護活動と森の整備が行われ川西市の天然記念物に指定されているそうです。
今では、「 エドヒガンの森 」として親しまれ、川西市はもとより全国からも認められる存在になっているそうです。
また、近隣の小学生の植樹の積極的に行われているそうです。
子供の頃からこのような体験をすることにより、自然の大切さはもとより地元への愛着もまたひとしおではないでしょうか。
自分たちの植樹したエドヒガンが今年も無事に咲いているのか。
そんな感じで遊びに来ている子供たちも多くいました。
大事な説明を忘れていました。
「 エドヒガン 」は、国内に自生する桜の一種で大木で長命なことで知られている桜の種類。
開花時期が早いこと、樹皮が縦割れすること、花色が多様なこと、枝垂れ形があることなど様々な特徴があります。
分布自体は全国に広いそうですが、なぜか阪神間では、ここ猪名川上流域にのみたくさん分布しているそうです。
エドヒガンとソメイヨシノの違いは、「 顎という花の下にある部分が膨らんでいるかどうか 」だそうです。
膨らんでいるものが、エドヒガンです。
桜の時期に限らず、人の手の入った里山の自然は、心癒されるスポットです。
様々な野鳥の姿も見ることができます。
桜の桃色に対比して、黄色い菜の花も綺麗でした。
猪名川の対岸に見えるエドヒガンの巨木。
この自生している1本の巨木がこの付近のエドヒガン群の母樹だそうです。
ちなみに水明台エドヒガンの森は住宅街に隣接しています。
近隣のご迷惑になりますので車で来ることは禁止ですので、ご注意ください。
ちなみに分譲地のある清和台側からも水明台エドヒガンの森は見ることができます。
近隣にこんなにも地域の人々に愛されたスポットがあるのはとても素敵なことだと思います。
『 グロースファミリーハウス川西清和台東 』は、第1期分譲を開始いたしました。
今後もグロースファミリーハウスにご期待ください。
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