こんにちは、グロースファミリーハウス広報戦略チームの高市です。
先日、夏休みをいただきましたので、映画を観てきました。
今年の夏は例年にもなく厳しい暑さなので、あまり外出はしませんでした。
8月1日に公開されたばかりの最新作
『 TOKYO MER ~走る緊急救命室~南海ミッション 』。
TOKYO MER ~走る緊急救命室~は、2021年にTBSの日曜劇場で放送されていたドラマです。
その続編として、2023年に公開されたのが劇場版『 TOKYO MER ~走る緊急救命室~ 』。
TOKYO MERは、東京都知事の管轄の下、事故や災害の場面に駆け付け救助にあたる特別チーム。
毎回ギリギリな状態で、車内で手術も可能なERカーで出動、人命救助を行う姿が感動的なドラマでした。
目標は、「 死者を1人も出さないこと 」。
ですが、ドラマ版では、喜多見チーフの大切な妹涼香が事故に巻き込まれて亡くなるという悲しい過去もありました。
本作は、その2023年の劇場版に続く待望の第二弾。
TOKYO MERの活躍により、厚生労働省主管により、各都市に次々とMERチームが設置されていく。
そして、試験的に医療リソースが乏しい鹿児島県と沖縄県の離島エリアに「 南海 MER 」が設置される。
その南海 MERチームの活躍がメインとなっています。
TOKYO MER チーフドクターの喜多見幸太、看護師の蔵前夏梅が指導スタッフとして南海 MERに赴任しているというところから始まります。
ココから、大雑把ですがネタバレが含まれます。
ストーリーを楽しみたい方は、映画をご覧になってからお読みください。
そして、南海 MERのリーダー牧志秀実を演じるのが江口洋介さん。
江口さんと医療系ドラマといえば、絶対に思い出すのが、『 救命病棟24時 』シリーズ。
救急救命センターを舞台にしたドラマで演じた進藤一生のドクター姿をイメージした方も多いのではないでしょうか。
江口さんはとても好きな俳優なので、主役の鈴木亮平さんとの共演も良かったです。
人々の命を救うために、どんな危険にも恐れず飛び込もうとする牧志の姿に、南海 MERメンバーの心は大きく揺れ動かされていきます。
特に災害発生後、牧志の指示に反発して、
「 私は死にたくありません! 」
と誰よりも恐怖に動揺していた知花青空の、その後の成長ぶりは目を見張るものでした。
恐怖に我を失う知花を演じる生見愛瑠さんの演技は、そのリアルさに思わず目を奪われます。
牧志の思いに引き寄せられ、ぐんぐん成長していく常盤拓と武美幸。
特に常盤が船を前進させる決断の瞬間は、 チーム全体の覚悟が変わる転換点として印象的でした。
演じる高杉真宙さんと宮澤エマさんの演技も素晴らしく、隊員としての志を高めていく姿に胸打たれます。
火山噴火を見た喜多見の目にも恐怖が浮かびます。
経験値の浅い南海 MERメンバーからは、さらに強烈な恐怖感が伝わってきます。
ただ、映画なので性善説。
最後は無事にハッピーエンドなるので安心です。
クライマックスでTOKYO MERの特殊救急車両TO1が屋久島空港に到着した航空自衛隊のC-2輸送機から登場してくるシーン。
現実では車両搬入、輸送、着陸の手続きに相当な時間がかかるはずですが、映画では災害発生から短時間で実現。
このスピード感には、少し無理もあります。
また、屋久島に来ている間に、東京で大規模災害事案があったらどうするのか?
などなど、ツッコミどころは多いですが、南海 MERのERカーと船の恰好良さに物足りなさを感じていました。
なので、TO1の登場シーンは、ドラマから観ている私にとっては、
「 やっぱりこうでないと! 」
と、まさに胸アツのシーンでした。
日本は災害大国であり、今年もトカラ列島で地震活動が活発化し、7月には悪石島で最大震度6弱の揺れが発生。
連日のように大きな地震が起こっていることが伝えられ、島民の避難のニュースも流れています。
映画の舞台となった諏訪之瀬島は、そのトカラ列島にある実在の火山島。
鹿児島県十島村であり、まさに今回の群発地震で噴煙を上げています。
7月に噴煙が中量以上の噴火が5回あったと報じられています。
もちろん、脚本が先だとは思いますが、身近な情報とリンクし、より恐怖感が増しました。
映画を観た後は、感動とともに実際に日本という国が目の前に災害があるということをあらためて考えさせられました。
私の夏休みはこんな感じでした。
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