こんにちは、グロースファミリーハウス営業設計チームの中嶋です。
近年、住まいづくりを考える方の間で「 長期優良住宅 」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
国が定める基準を満たした住宅であり、長期にわたり安心して暮らせる仕組みとして注目されています。
ただ、実際にどのような点で優れているのかが分かりにくいという声も少なくありません。
そこで今回は、長期優良住宅がもたらす具体的なメリットについて、ご紹介したいと思います。
できるだけ分かりやすくご紹介しますので、これから新築や建替えを検討される方は必見です。
まず、大きな魅力は、住宅そのものの性能の高さにあります。
長期優良住宅として認定を受けるためには、国が定める基準をクリアしなければなりません。
耐震性や耐久性、さらに省エネルギー性能といった分野において、厳しい基準となっています。
日本は地震が多い国ですから、耐震性能の確保は欠かせません。
認定住宅は建築基準法の水準を上回る耐震等級を備えることが求められます。
なので、万一の地震に備えた安心感を日々の暮らしに与えてくれます。
さらに、構造躯体や部材が劣化しにくいように工夫されているため、一般的な住宅よりも寿命が長い。
子どもや孫の世代まで住み継げる可能性が高まります。
加えて断熱性や気密性も一定の水準が確保されるため、冷暖房の効率が良くなります。
これは、光熱費を抑えながら一年を通じて快適な室内環境を保つことができます。
次に、計画的なメンテナンスが可能になるという点も見逃せません。
長期優良住宅では「 維持保全計画 」を作成し、どの時期に点検や補修を行うべきかをあらかじめ明確にします。
これによって、住み始めてから「 そろそろ外壁を塗り替えるべきかどうか 」と迷うような曖昧さがなくなります。
なので、無駄な出費を避けつつ効率的に建物の寿命を延ばすことができます。
予防的にメンテナンスを行うことは、突発的な修繕費の発生を防ぎ、結果的に長期的なコスト削減につながります。
経済的な観点からも、長期優良住宅には大きな利点があります。
認定を受けることで住宅ローン減税における控除額が通常よりも大きくなります。
またそれ以外にも、登録免許税や不動産取得税の軽減措置も適用されます。
また、固定資産税についても一般的な住宅より軽減期間が長く設定される場合があります。
このように、建築時や入居後の税負担を大幅に抑えることが可能です。
これらはすべて、国が長く安心して住める家づくりを推進していることの表れでもあります。
建築費用に加えて税制面でも確かなメリットを享受できるのです。
さらに、資産価値の面でも優位性があります。
日本では従来、中古住宅の資産価値は築年数が経つごとに急激に下がる傾向がありました。
しかし、長期優良住宅は、耐久性や省エネ性、耐震性に優れています。
加えて点検や修繕の履歴がきちんと残されるため、将来的に売却や相続を行う際にも高く評価されやすい特徴があります。
「 しっかりと手入れが行き届いた住宅 」であることを証明できる点は、買い手にとっても大きな安心材料となります。
結果として資産価値の維持につながるのです。
もちろん、こうした制度的なメリットだけでなく、日々の暮らしに直結する快適さも忘れてはなりません。
断熱性能の高い住まいは、冬場の寒さや夏の暑さをやわらげ、ヒートショックなど健康面でのリスクも軽減します。
災害時に不安を和らげる耐震性能、計画的に維持できる安心感。
そして何より家族の世代を超えて住み継ぐことができる持続可能な住まい。
こうした住環境こそが、長期優良住宅を選ぶ最大の価値といえるでしょう。
まとめると、長期優良住宅は高い住宅性能を備え、計画的な維持管理によって長寿命化を実現します。
税制面での優遇や資産価値の維持という経済的メリットも期待できる、まさに「 これからの時代にふさわしい住宅 」。
国の認定という客観的な保証があるからこそ、安心して長く暮らし続けられる住まいとなります。
弊社でも、地域の気候風土に合わせた長期優良住宅のご提案を行っています。
施主様一人ひとりのライフスタイルに寄り添ったプランを心がけています。
一生に一度の家づくりだからこそ・・・。
将来の安心と快適を見据えた住まいを実現したいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談いただければ幸いです。
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