
こんにちは、グロースファミリーハウス営業開発チームの徳川です。
先日、堺市にある方違神社へ参拝に行ってきました。
いよいよ『 グロースファミリーハウス川西清和台東 』の2期工事が始まりました。
私たちも日々、家づくりに携わっていると、土地や方位、暮らしの安心というものがどれほど大切かをあらためて感じます。

方違神社はその名の通り、方位の厄を祓う神社として古くから信仰を集めています。
建築・引越し・旅行など、方位に関する祈願のために多くの方が訪れる場所。
関西で住まいを手掛けている私たちにとって、まさに「 住まいづくりと深く結びつく神社 」だと感じます。

朝から気持ちの良い晴天で、神社へ向かう道のりも清々しく、境内に近づくにつれ静かな空気が漂ってきます。
鳥居をくぐると、歴史ある佇まいと、どこか凛とした雰囲気に包まれ、自然と背筋が伸びます。
平日にも関わらず参拝客の姿が多く、方位除けや地鎮祭の相談をされている方もいらっしゃいました。
私たちも、施主様の住まいが無事に完成し、末永く安心して暮らしていただけるよう祈願いたしました。

方違神社の読み方は、「 ほうちがいじんじゃ 」。
ここには、とても深く、かつ神秘的な由来があります。
方違神社が鎮座する地は、かつて 摂津国、河内国、和泉国 の三つの国が接する「 三国の境界 」でした。
そのためこの地は「 三国山(または三国丘)」と呼ばれ、どの国にも属さない中立地。
つまり「 方位のない清地(せいち)」とみなされてきました。

それだけでは終わらず、神功皇后にまつわる伝説もこの地には刻まれています。
三韓征伐を終えた皇后が、反乱を起こした忍熊皇子の問題があったときの話。
この地で 天神地祇を祀って方災除けの祈願をしたとされ、最終的に勝利を得た、という説があります。
このような歴史的背景を経て、方違神社は「 方災を避ける神 」として古くから信仰されてきました。

方違神社では建築や引越しのご祈祷が特に多く、初めて訪れた際には驚いたほどです。
境内に掲げられた絵馬には、
「 新築が無事完成しますように 」
「 家族みんなが安心して暮らせますように 」
といった願いがたくさんあり、読むたびに住まいづくりの責任と喜びをあらためて感じました。
私たちの仕事は、図面や施工だけでなく、人の思いや願いを形にする仕事なのだと、あらためて心に刻まれました。

今回の参拝では、土地の選び方や家の向き、季節ごとの風の流れなど・・・。
普段の設計業務のなかで当たり前のように考えている要素の1つひとつにも意味があることを再確認できました。
「 ただ建てる 」のではなく、「 その土地に根付き、家族を守る住まいをつくる 」こと。
その原点とも言える思いが、この方違神社には感じられます。

参拝後、境内をゆっくり見て回りました。
紅葉が色づき始めており、自然の風景と社殿が見事に調和していました。
忙しい現場の日々から少し離れたことで、家づくりの姿勢やお客様との向き合い方を見つめ直す、良い時間にもなりました。
今後の住まいづくりにおいても、単に効率や機能を追い求めるだけでは難しいと感じました。
やはり、住む方が「 安心して暮らせる 」と感じられる住まいを目指していきたいと思います。

施工側として地鎮祭を担当させていただく際にも、
「 事前に方違神社でお参りしてきたので安心しました 」と仰る方が多く、地鎮祭に臨む表情にも落ち着きが感じられます。
私たちとしても、お客様の思いを受け、より丁寧に仕事と向き合いたいという気持ちになります。
住まいづくりは図面や構造だけでなく、人の心を整える時間も含めて進んでいくものだと、現場であらためて気づかされます。
グロースファミリーハウスの施主様のなかにも、
「 土地を購入したのでまずは方違神社でお参りしてきました 」
「 地鎮祭の前に家族で参拝してました 」
という声をいただくことが増えてきました。

これから新築やリフォームを検討されている施主様のなかには、方位や地鎮祭についてご相談いただくことも増えております。
そうした際には、今回の参拝で感じたことや、神社で得た知識も活かしていきます。
そして、より丁寧で安心していただけるご提案につなげていきたいと思います。

関西で家づくりをされる方には、一度訪れていただきたい神社のひとつです。
土地への感謝と、暮らしへの願いを込めて参拝されると、きっと住まいづくりの一歩が前向きなものになるはずです。
方違神社での経験を胸に、これからもお客様に寄り添った住まいづくりに励んでまいります。

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