こんにちは、グロースファミリーハウス営業設計チームの中嶋です。
先週に引き続き、『 グロースファミリーハウス川西清和台東 』の報告です。
新築一戸建ての工事が順調に進んでいます。
基礎工事の工程のなかでも、住まいの強度に直接関わる重要なステップが「 配筋工事 」。
そして本日は、その配筋が正しく施工されているかを確認する配筋検査を行いました。
施主様にとっては見えない部分ではありますが、建物の品質と安全性を守るうえで欠かすことのできない大切な検査です。
検査日の朝、早めに現地に到着するとすでに社内検査が行われていました。
基礎工事を担当した基礎屋さんがきちんと図面通りに施工しているかのチェックになります。
配筋検査では、基礎の底部だけでなく立ち上がり部分の鉄筋も入念にチェックします。
図面との差異がないか、補強すべき箇所が正しく施工されているか、基礎の強度に関わるポイントを一つずつ確認していきます。
もし指摘があればすぐに是正し、再確認を行った上で次の工程に進みます。
これらのプロセスを丁寧に踏むことで、後から見えなくなる基礎の内部もしっかりと品質が確保されます。
現場で働く職人たちも、施主様の住まいをつくる責任感を持ちながら作業してくれています。
なので、その姿勢が検査結果にも表れていると感じます。
基礎部分は、完成後は床や壁に隠れてしまう部分です。
こうした見えない努力が住宅の安心と快適さを支えているのだと、あらためて実感する一日となりました。
グロースファミリーハウスでは、現場監督による確認だけでなく、第三者機関による配筋検査を実施しています。
社内だけの判断に頼るのではなく、建築のプロである外部機関の検査員に立ち会ってもらいます。
まずは、現場監督と検査員、そして設計した私の３名で検査対象の確認を行います。
図面通りに鉄筋が配置されているか、かぶり厚さや鉄筋の間隔、結束の状態まで細かくチェックします。
第三者の目が入ることで、公平性と客観性が保たれ、より安心して工事を進めることができます。
施主様の大切な住まいに対し「 しっかりと確認しました 」と胸を張って言える体制づくりを大切にしています。
これで基礎工事の大きな節目を無事に終え、次はいよいよコンクリートの打設へと工程は進みます。
配筋がしっかりと組まれた状態でコンクリートを流し込むことで、住まいを支える強くて丈夫な基礎が完成していきます。
構造の安全性を確保しながら、品質の高い住まいづくりを進めてまいります。
新築工事は、その過程を知るほど住まいづくりの面白さと奥深さが見えてきます。
完成した建物を見るだけではなかなかわからない「 安心の理由 」が、今日のような検査の一つ一つに込められています。
検査員からは、
「 丁寧な施工がされている 」
「 図面との整合性も問題ありません 」
との評価をいただきました。
グロースファミリーハウスでは、これから新築を検討中の方にもできるだけこの過程を知っていただきたいと思っています。
今後も工事の様子や現場の雰囲気をお届けしてまいります。
新しい住まいが形になっていく様子を、どうぞこれからも楽しみにご覧ください。
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