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スタッフブログ

2022.04.27

 造成工事(宝塚市米谷)

こんにちは!建築設計室の前田です。
金曜日、造成工事中の現場施工会議に行ってきました。

 

現場は、『 グロースファミリーハウス宝塚米谷 』。
ちょうど前面道路から開発分譲地内へ下水管の布設工事を行っていました。
交通量の多い道なので、近隣の方々には大変ご迷惑をかけしております。

 

下水道の布設とひと言で言っても、もちろん、宝塚市の規定に基づいた工事を行わなければなりません。
上から見るとだいぶ深い位置まで掘っているのがわかりました。

 

今日の立会いのメインは、南側の擁壁工事の完成の確認。
今回の計画地は隣地との高低差があるため、土留めとなる工作物である擁壁が必要。
建物本体工事に先駆けて、まずは敷地周囲の擁壁の造成工事からとりかかっていました。
擁壁の下にきちんと雨水を逃がす側溝が設けられているか。
など細かくチェックします。

 

現場監督と隆設計一級建築士事務所の奈須一級建築士。
奈須建築士には、役所の各部署との各種協議や許可申請をお願いしています。
検査前の事前打ち合わせです。
住まいを建てる際には都道府県知事から建築許可をもらう必要があります。
建築許可を受けるためには建築基準法の遵守が必須なので、擁壁に求められる基準も押さえておかなければなりません。

 

南側から見た擁壁です。
とても大きく堅牢な壁。
より有効面積を確保するために擁壁で土留めをすることになります。
擁壁とは、高低差のある土地に建物を建てる際、高い土地から低い土地へ土砂が流れないように防ぐために作る壁のことです。
南側とはこれだけ高低差があれば、陽あたりは問題なさそうです。

 

今回は、「 プレキャストコンクリート工法 」を採用。
プレキャストコンクリートは「 成形済みのコンクリート 」という意味。
コンクリートは時間が経過し硬化するまでは粘性のある液状です。
一般的に現場で型枠にコンクリートを流し込み、硬化するのを待ちます。
一方、プレキャストコンクリートは、工場で成形済みのコンクリート板を運んで組み立てます。
現場工法に比べて、硬化の待ち時間が無いので、施工期間を短くすることが可能です。
高速道路や、パナソニックスタジアム吹田の施工で採用されている工法です。

 

こちらは、計画地内に引き込む下水管です。
現場監督と並んでもとても大きいのがわかります。
今後、工程は各号地の、上下水管の引込工事、電柱設置など進んでいきます。

 

住まいの工事は、見える部分ではなく、隠れた部分も確認が大事です。
いくら建物が堅牢であっても、土地の安全性が確保されていなければ「 砂上の楼閣 」になってしまいます。
なので、災害にも強くするためにきっちりと造成工事を進めていきます。
『 グロースファミリーハウス宝塚米谷 』は、来年7月に造成工事完了予定です。
今後もグロースファミリーハウスにご期待ください。

 


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