こんにちは！建築設計室の徳川です。
先週の火曜日、川西市萩原三丁目の現場確認に行ってきました。
現場は、『 グロースファミリーハウス川西萩原 』。
基礎工事や構造、そして建具等の取付工事は完了しましたので、いよいよ内装工事にかかっていました。
この日は、私がコーディネートしたクロス指示をもとに、職人が入念にチェックしながら貼り分けていました。
コーディネートを進めていく順番としては、大きく分けて外観（外壁やサッシ）、住宅設備、内装（フローリング、建具やクロス）。
なので、クロスは最後に決める仕様となります。
外壁を含めた全体的なイメージ、キッチンや洗面化粧台等、住宅設備の採用カラーとの相性を考えつつ選定しています。
カラーはもちろんのこと、図面を確認しながら貼分け箇所が不自然にならないようにも指示しなければなりません。
ですが、階段の下など、どうしても現場で確認しないとわからない箇所も。
なので、必ずクロス工事前に、工事監督とクロスの貼分け位置を確認、打合せするようにしています。
ココでは、壁のクロスが階段下が傾斜天井になっていますので、１階の壁指定ではなくあえて２階の天井指定と同じに変更となりました。
リビングからキッチンを見た写真。
ココの現場は、間取りプランの関係でオープンキッチンタイプにはなりませんでした。
なので、明るめの内装プランでコーディネートしています。
建築中の現場なので暗いですが、完成したら実際はそんなに暗くならないようになっているはずです。
そして、実は先ほどのキッチンの写真はクロス工事前。
クロス工事後、実際にクロス貼るとここまで明るくなります。
細かい白タイルのようなクロスを採用することで、明るくて清潔感のある空間に仕上げました。
逆に奥にある大きめのパントリーには、アクセントとしてグレーのクロスを採用。
壁だけに注目すると、パントリーの壁の色が濃い分、壁が奥の方にあるようにも見えます。
このように、濃いめのクロスを奥行きを出したい壁だけに貼ると、実際よりも広く見えるという視覚効果が得られます。
そして、この現場は屋上にスカイテラスを採用。
子ども用プールや家族でＢＢＱ、ガーデニングをしたり暖かい日はお昼寝をしたり。
スカイテラスからの眺め。ちょうど猪名川越しに見えるのは五月山から連なる山々。
夏には猪名川花火大会も観ることができる特等席。
昨年までは中止されていましたが、ようやく今夏に再開されると発表がありました。
現場チェックでこの場所に立つたびに、私の実家にも欲しいなと思います。
完成まであと１ヶ月程度、工事の進捗状況を入念にチェックしながら、お引渡しまで慎重に進めていきます。
『 グロースファミリーハウス川西萩原 』は、５月中旬竣工予定です。
今後もグロースファミリーハウスにご期待ください。
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