こんにちは！昨日、おとといと鳥取県に研修のため行ってきましたのでその報告です。
今回の社員研修の目的は、全国の分譲住宅会社の社長が集まる不動産分譲住宅ビジネス研究会。
今月は、年に一度ある現地視察のカンファレンスでした。
大阪から車で、研修地の鳥取県米子市へ向かいました。
到着後、少し時間があったので、お隣の島根県へ足をのばしました。
出雲大社へは毎年参拝に来ています。
良縁といっても「 人と人 」もありますが、不動産に携わるものとしてはやはり「 良い土地 」に巡り合えるかどうか。
毎年、「 良いものごと、良い友人、良いお客様 」など、生きとし生けるものを幸せに導く「 良縁 」を結んでくださるようにお願いします。
さすがに１７時を回っており、また雨も降っていましたので、参道はガラガラでした。
早めに米子市へ戻り明日に備えました。
参加する前は、わざわざ毎年、関西以外に行くのに時間と経費もかかるためあまり乗り気ではありませんでした。
しかし、すでに参加してもう５年以上になります。
はじめに参加して思ったのは、東京との「 時差 」でした。
関西では、最新のものともてはやされてることが東京では、ふつうなんです。
また何も東京が最先端なわけでもなく、各地域のビジネスモデルもとても参考になります。
なので、「 井の中の蛙 」にならないようできるだけ参加するようにしています。
研修日当日。
ビジネス研究会で懇意にしていただいてる社長さんたちと朝活。
米子市から境港市まで足をのばして海鮮丼をいただきました。
境港市は港町ということもあり、活気がありました。
『 ゲゲゲの鬼太郎 』で有名な町でもあります。
米子駅から、バス２台で現地視察に向かいます。
今回は、鳥取県米子市を基盤に鳥取県と島根県で事業をされているビジネス研究会グループの会社の現地視察になります。
昨年は北九州市の会社でした。
全国から、分譲住宅会社の社長やスタッフなどが集結。
今回は、約７０名の参加。
なので、バスもほぼ満席状態です。
現地視察は、実際に分譲中の物件も見学します。
分譲住宅というのは、簡単そうで実は難しい。
すぐ売れるモデルをつくれと言われたら、豪華設備をジャンジャンつければ売れるでしょう。
しかし、それでは、原価ばかりが高くなって、採算が合わなくなります。
なので、本当に市場で必要とされている設備や仕様なのかの見極めのポイントも重要になります。
実際に成功されている会社の物件を現地視察することにより、そんなベストニーズを発見することができます。
大手ビルダーでは、判で押したような間取りにすることで原価を抑えている会社もあります。
もちろん、それで施主様のニーズに対応できているのであれば、成功と言えます。
今回見学させていただいた会社は、雨と雪が多く、また日照時間が全国的にみても短い山陰地方の気候に特化した住まいを建てられています。
たとえば、雨の日も関係なく洗濯物が干せるドライルームの必要性。
もう何年も前に教えていただいたのもこちらの社長さんからでした。
今や、ドライルームはもはや山陰地方に限らず、お子さんがいる共働きご家庭が多い都市部でも当たり前となってきました。
晴れの日が少なくてＰＭ２．５、黄砂、花粉の飛散量も多い昨今の日本の気候。
炊事、掃除、洗濯の負担が大きくなりがちな環境のなかでも軽快に暮らせるよう、グロースファミリーハウスでもプランニングしています。
また、進化したドライルームは、家事動線に入れることで、家事負担を軽減しています。
全国どこでも同じ窓を提案する大手ビルダー会社とは異なる視点から、山陰エリアの日射を科学的に解析。
さらにそれぞれの敷地の条件を読み解きながら、１年を通じて心地よい光を感じる窓のサイズ、方角、高さ、形状を導き出しているそうです。
そして、山陰エリアの気候を知り尽くした会社だからこそ、エリアに特化した住まいを提案され、山陰エリアナンバー１に成長されたそうです。
今は、こちらの会社がプランニングする家こそが、「 山陰スタンダート 」と呼ばれるまでになったそうです。
また、驚いたのは、雨・雪が多い山陰地方ではほぼバルコニーが使われていないそうです。
なので、バルコニーレスを標準化。
その分、室内空間を広くとるプラン人をオリジナルで進めているそうです。
こういうスタイルも、今後は日本のスタンダードになってくるかもしれないですね。
もちろん、物件の見学だけでなく、参加者同士で情報の共有も行いました。
やはり、一番の懸念材料は、資材高騰にともなう原価髙。
そして、補助金等の活用方法など、どこの経営者も同じ悩みを抱えていました。
研究会が終わった後に、有志の皆さんで懇親会。
こちらがメインではないんですが、やはり酒が入ると盛り上がります。
残念ながら、私はこの後、車で帰阪のため呑めませんでしたが・・・。
参加している社長も皆さん、それぞれの地域で成功されてる方々です。
しかし、現状に満足されず、まだまだ今後のビジネスにつなげたいと勉強されています。
そういうギラギラした経営者と成功事例を共有することで、明日からでも実践できる情報を得ることができます。
スケジュールがいっぱいで、スタッフへのお土産を買うのを忘れていました。
帰りのサービスエリアで無事にゲット。
最近のサービスエリアは２４時間営業なので助かります。
安全運転で大阪へ戻りました。
不動産の仕事をしていると、
「 （当社スタッフの）〇〇さんに会えてよかった 」
「 グロースファミリーハウスに出会えてよかった 」
そう言ってくださる施主様もいらっしゃいます。
私たちがどうこうではなくきっと、得したと感じられての言葉でしょう。
なぜなら、私たちがビジネス研究会などで勉強し、知識や技能を身につけた分、当社の事業には有意義な「 得 」が盛り込まれています。
そんな得を還元することで、施主様からの感謝が増えます。
なので、日々学ぶことは自分のためだけではなく、より多くの地域の人の役に立つということだと思います。
今回もパワーアップして大阪に帰ることができました。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
ランキングに参加中！
クリックして応援お願いします！
