こんにちは!建築設計室の中嶋です。
先週から、『 グロースファミリーハウス箕面瀬川 』の各号邸の外壁コーディネートを製作中です。
外観は、まず一番初めに目に飛び込む情報なので、慎重に決めていきます。
外壁材は、「 ニチハ 」のモエンサイディングを採用予定。
外壁の色選びは大変頭を悩ませるところです。
なので、コーディネートの基本を押さえておかなければ失敗してしまいます。
ベースカラーに合わせたコーディネートにより、穏やかにもなりますし、逆にメリハリをつけることもできます。
私は、街並みのイメージを思い浮かべながらコーディネートを考えていきます。
ちなみに、ニチハ外壁には「 マイクロガード 」のセルフクリーニング性能を持っています。
外壁汚れの約70%は、空気中の排気ガスや換気扇などの排気口から出る物質による汚れ、サッシ周りの雨筋汚れなど「 都市型汚れ 」と言われています。
こうした汚れは疎水性成分なので、雨では簡単に洗い流されないという性質を持っています。
ただ、マイクロガードのセルフクリーニング機能は、都市型汚れも雨で落とすそうです。
雨が降るたびに綺麗になる外壁はメンテナンスを考えても良いですね。
カラーとともに、住まいの印象を大きく左右するのがテクスチャーです。
ニチハはテクスチャーの種類が豊富です。
レンガ・タイル柄、石柄、塗り壁柄はもちろん、木目柄やコンクリート柄、ガルバリウム鋼板に似たリブ柄、抽象柄など。
豊富なラインナップから、イメージに合った組み合わせのコーディネートを考えていきます。
あと、外壁のコーディネートでは、張り分け方によって、住まいのイメージは大きく左右します。
それぞれの住宅のスタイルに合った張り分け方もあります。
建物の形状やイメージに合わせ、いろいろ試していきます。
グロースファミリーハウスでは、建物の凹凸を活かして一部に異なる外壁材を張り、アクセントにする方法。
凹凸感が強調されるので、造形の面白さを見せたい時や、建物の奥行きを感じさせることが可能です。
最近、特に人気が高いのがシンプル和モダンタイプ。
余分な装飾や無駄を省き、素材そのものの美しさを追求。
素材感や配色で対比させた、直線的かつ機能的なデザインです。
全体的な雰囲気としては、和の趣を漂わせつつ、シャープで凛とした佇まいです。
私の好きなファサードのひとつです。
ホワイト系・ブラック系・茶系や木目調など、それぞれ邸別に、どのような雰囲気にするかとても悩みます。
グロースファミリーハウス箕面瀬川のプロジェクトでは全部で8邸です。
一般的なビルダーのように同系色でまとめてしまうと「 建売住宅感 」が強くなります。
なので、グロースファミリハウスでは、一邸一邸、個性のある素敵な外見にしながら、街並みとなるプロジェクトは統一感のあるように努めています。
掲載パースはあくまでも、イメージパースです。
自由設計のため変更可能です。
私の製作したイメージパースをご覧いただいたお客様から、お問合せを多くいただいているようです。
どんな街並みになるのか、これから楽しみです。
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