こんにちは!
先週の金曜日、宝塚市米谷二丁目の造成現場の定例現場確認に行ってきました。
現場は『 グロースファミリーハウス宝塚米谷 』。
今回の計画地は隣地との高低差があるため、土留めとなる工作物である擁壁が必要。
建物本体工事に先駆けて、まずは敷地周囲の擁壁の造成工事からとりかかっています。
今回の擁壁は、「 L型擁壁 」です。
擁壁には他にも「 重力式擁壁 」や「 石(間知石ブロック)積み擁壁 」など・・・。
さまざまな種類がありますが、肝心なのは安全であること。
どの擁壁にしても管轄の行政庁が示している構造基準を守る必要があります。
L型擁壁の場合、高さによっては、構造計算を行って安全性を確認しなければなりません。
ちなみにこの写真は1ヶ月前の定例現場確認の時に撮影したもの。
L型擁壁は、わかりにくいですが、土圧に対して土の重量が「 重し 」になって底盤に作用します。
ようは、土の重量が重しになって土圧に抵抗するため、擁壁の断面は薄く抑えることが可能となります。
底版とは、荷重を受ける基礎部材で、鉄筋コンクリート版の総称。
「 版 」は、厚みに対して長さや幅が大きな部材です。
住まいの工事は、見える部分ではなく、隠れた部分も確認が大事です。
いくら建物が堅牢であっても、土地の安全性が確保されていなければ「 砂上の楼閣 」になってしまいます。
なので、災害にも強くするためにきっちりと造成工事を進めていきます。
『 グロースファミリーハウス宝塚米谷 』は、7月に造成工事完了予定です。
今後もグロースファミリーハウスにご期待ください。
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