こんにちは!建築設計室の徳川です。
先週の土曜日、棟上工事の現場確認に行ってきました。
営業開発課の石脇さんも一緒に行きました。
現場は、『 グロースファミリーハウス宝塚米谷 』。
現場に着くともう棟上工事はひと段落していました。
この号邸は、私が担当しています。
プランニングの段階から、増床されていましたが、やはり大きいです。
一気に棟が上がると建物の形が見えはじめ、存在感があります。
現場では、大工7人、クレーンオペレーター1人の8人で作業中でした。
役割は、棟梁(木造建築物の組立て等作業主任者)が、全体の指揮をとります。
他の大工は、棟梁の指示に従い行動します。
あとは、クレーン車に柱や梁を上げるロープを掛けたり、外したりする玉掛け。
そして、クレーンオペレーターにどこに柱や梁を下すか合図をする人。
皆さん、無駄のない動きで忙しく現場が進んでいきます。
グロースファミリーハウスでは、プレカット工法で建築しております。
なので、現場で大きな材料を切ったり、欠いだりということはしません。
プレカット工法とは、構造材の仕口加工などを機械化した工場で行うことです。
建築現場での加工を減らすことで、工期短縮や加工精度向上、現場廃材の削減などにつながっています。
大工はプレカット図面を元に、平仮名や番号が振られている材料を巧みに組み立てていきます。
順序を間違えれば、やり直さなければならなくなるため、熟練の知識が必要とされます。
夕方ころには野地板(屋根の下地合板)は張り終えます。
そこからルーフィング(屋根の防水処理)を張り、雨仕舞い完了の予定。
グロースファミリーハウスでは一日で屋根部分の雨仕舞いまで行います。
大工をはじめ、上棟時に関係している協力業者の段取りや連携力、また協力業者それぞれが一流のプロ集団。
プロ意識を持っているからこそ、ここまでのスピード感で仕上げることができます。
グロースファミリーハウスの職人たちは、皆さん心良く対応してくれます。
現場には、各邸毎に「 グロースファミリーハウス心得 」と「 禁止事項 」を掲出してあります。
「 こんな厳しいルール守れるわけがない 」
「 今どきでない、ルール縛りなど古いですよ 」
と言われ、グロースファミリーハウスの現場を敬遠する協力業者もいます。
施工する協力業者や職人たちからすると、仕事の一環、複数邸の内の一邸かもしれません。
しかし、施主様にとっては、想いの詰まった渾身の一邸。
このようなところからきちんと取り組むことができるように努力しています。
『 グロースファミリーハウス宝塚米谷 』は、9月に全邸完売となりました。
今後の参考に現地見学も可能ですが、予約は必要なのでお気軽にお問い合わせください。
今後もグロースファミリーハウスにご期待ください。
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